先に言ったことを撤回したり、失言を指摘され謝罪するなど、とにかく迷走が多すぎる。
思考が軽すぎるて総理大臣としての資質が疑われる。
問題発言はざっと次のようなものだ。
1.道路特定財源の一般財源化に伴う1兆円の地方配分について「地方交付税として自由に使える」と明言したが、道路族議員の反発に合い翌日には「交付税でなくてもかまわない」とあっさり軌道修正した。
2.日本郵政グループ各社の株式売却を「凍結した方がいい」と言い、郵政民営化計画の見直し発言も、翌日には「安いときに売ると損すると話しただけ」と後退。
3.「医師は社会常識に欠落してる人が多い」という失言。医師会から抗議を受け、謝罪したが医療現場にどの程度目配りしてるのか疑わしい。
迷走が多い要因は政府・与党の調整が不十分なまま首相のトップダウンで発言されている。当然反発を呼ぶことになる。
重要な判断を地方に丸投げする迷走ぶりを見せたばかりだ。
また、政府・与党に調整役が不在なので首相の意向が勝手に一人歩きしている様だ。
さらには、結局は国民生活に目配りをしていないから、失言となってしまう傾向が強い。
第二次補正予算案の提出について、若手・中堅議員が異を唱えるなど求心力の低下につながっている。
首相が閣僚の発言に苦言を呈することはよくある話しだが、今回のケースは逆である。
もう一つ迷走発言が飛び出せば、麻生政権には致命傷になりかねない。


